錆や汚れが混入した水を飲むとどうなるか
上水処理施設を出た水は、錆びたりひび割れた配管を通ります。その結果、きれいな水が錆や接触した物質で汚染されることがあります。ニューヨーク・タイムズの調査によると、2004〜2009年の間に4,900万人以上が汚染水を飲んだと報告されています。口内に傷がある、あるいは免疫力が低下している場合は、見た目が汚染されている水は飲まないようにしてください。
錆は安全か?
水に錆(酸化鉄)が混入しているだけであれば、飲用は安全です。錆は水の色を変えることがありますが、健康に害はありません。実際、FDAは錆を食品添加物として認可しています。ただし、錆は衣類や配管を汚す原因となり、配管内部の漏水のサインでもあります。
土壌・汚れの混入
土や汚れにはさまざまな成分が含まれます。中には有害な重金属、寄生虫、細菌が混在していることもあります。これらは目に見えにくい場合が多いです。水に土が見える場合は、沸騰させてから飲むか、ミネラルウォーターを選びましょう。
細菌の増殖
汚れが混入した水は、細菌が増殖しやすい環境です。有機物は細菌の栄養源となり、塩素処理が不十分だと細菌が繁殖します。すべての細菌が有害ではありませんが、病原性のものは健康被害を引き起こす可能性があります。
下水との接触
配管に漏水があると、下水と接触する恐れがあります。上水管と下水管は近接して敷設されることが多く、小さな下水漏れはすぐに修理されないことがあります。凍結や樹根の侵入で配管が破損した場合、同時に下水管も損傷している可能性があります。
破傷風との関係
錆=破傷風というイメージがありますが、破傷風は深い創傷から感染します。口から錆や水を摂取して破傷風になることはありません。破傷風菌は土壌や錆に常在しており、農作業などで日常的に接触していますが、傷ができなければ感染しません。
