逆浸透法(RO)の概要と利点・課題

逆浸透法は、水の浄化が必要なさまざまな状況で利用できる技術です。ほぼすべての有機物、細菌、熱原性物質(ピロゲン)を除去でき、海水を飲料水に変える優れた手段として、長期航海中の船舶でも広く採用されています。逆浸透が機能するためには、半透膜と、純水側の圧力で不純水を膜越しに引き込む仕組みが必要です。

逆浸透法の利点

  • 塩分などの溶質を除去できるため、海水を安全な飲料水に変えることが可能です。
  • 有害な細菌を除去し、健康リスクを低減します。
  • 大規模に導入する場合、比較的コスト効率が高く、沿岸都市や町に再生可能な純水供給源を提供します。

逆浸透法の制限

  • 効果的に機能させるには、清浄な半透膜と汚染の少ない給水が不可欠です。給水の品質が低いと、生成される水の品質も低下します。
  • 膜が重金属などで汚染(目詰まり)すると、浄化性能が徐々に低下します。

逆浸透法における水質条件

pHが飲用に適さない、またはシステム部品(配管やコンクリートチャンバー)を腐食させる範囲の水で使用されることがあります。このような場合、酸またはアルカリを適量添加してpHを調整し、飲用に適したレベルにする必要があります。

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