カビが生えた食品を食べるとどうなるか

特徴

カビは真菌の一種で、胞子を空気中に放出して増殖します。食品の表面に見える色付きのカビは胞子で、実際の本体は目に見えにくい糸状の菌糸が食品内部に広がっています。表面にカビが見える頃には、すでに食品全体に細い菌糸が伸びていることが多いです。

影響

カビにアレルギーがある人は、摂取すると呼吸器症状(咳、くしゃみ)、目や皮膚のかゆみ、頭痛、吐き気などが現れます。また、アフラトキシンなどのカビ毒は肝臓がんなどの重篤な疾患を引き起こすことがあります。

予防策

食品を購入・保存する際は、カビがないかよく確認しましょう。鮮度の落ちやすい食品は冷蔵庫で管理し、冷蔵庫や食器、スポンジは定期的に清掃してカビの繁殖を防ぎます。

食べても大丈夫か?

表面に小さなカビが付いた場合、取り除いて残りを食べたくなるかもしれませんが、米国農務省(USDA)は、果物やパンなど柔らかい食品では安全ではないとしています。菌糸は食品全体に広がっているためです。一方、ハードチーズやソーセージなど硬い食品は、カビが内部まで浸透しにくいため、カビを取り除けば食べても問題ありません。

有益な側面

一部のカビは食品加工や医薬品に利用されています。例えば、ペニシリンはパンカビから抽出された抗生物質であり、ブルーチーズやゴルゴンゾーラなどのチーズは食用カビで熟成されています。

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