クロストリジウム・ボツリヌスの症状

クロストリジウム・ボツリヌスは強力な神経毒を産生する嫌気性細菌です。この毒素が原因で起こるボツリヌス症は、主に食中毒として知られ、適切でない保存・缶詰により発生します。特に肉類や低酸性野菜にリスクが高いです。

発症

ボツリヌス症はまず頭蓋神経に影響し、顔面や口腔の筋肉が麻痺します。その結果、眼球運動の困難、表情の変化、嚙み合わせや嚥下が難しくなります。

進行

麻痺は肩へ、次いで前腕へと広がり、さらに脚や足先まで及ぶことがあります。

重症例

呼吸に関わる筋肉まで麻痺が進行すると、呼吸困難が生じ、二酸化炭素が肺にたまり患者の中枢が抑制されます。

呼吸不全

重度のボツリヌス症では呼吸不全に至り、意識不明状態や死に至る恐れがあります。治療には数週間にわたる人工呼吸器の使用が必要になることがあります。

その他の症状

自律神経系にも影響し、口の乾燥、起立性低血圧、便秘などの症状が現れることがあります。

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