膝関節置換術の回復方法
変形性関節症、リウマチ性関節炎、膝変形、無血管性壊死など、さまざまな疾患が膝の損傷を引き起こします。痛みが激しく、日常生活に支障がある場合は、人工関節置換術(全膝関節置換術)を検討することがあります。この手術では、損傷した膝関節を人工関節に置き換え、痛みの軽減と機能回復を目指します。手術前後の流れについては、担当医と十分に相談してください。
必要なもの
- 薬剤
- 圧迫ブーツ
- サポートストッキング
- CPM(連続受動運動装置)
- 松葉杖または歩行器
- 氷(アイスパック)
- 抗生物質
病院での回復
- 安静と痛み管理:手術直後は病室で安静にします。UCSF Medical Center の指針では、退院までに 3〜4 日の入院が必要とされています。医師が疼痛管理のために薬を投与します。
- 腫れ・血栓予防:足首や足を動かして血流を促進し、腫れや血栓のリスクを減らします。必要に応じて脚を高く上げ、血液凝固防止薬や圧迫ブーツ、サポートストッキングを使用します。足に熱感・赤み・痛みが現れたら直ちに医師へ連絡してください。
- リハビリテーション:理学療法士の指導のもと、膝の可動域を回復させるエクササイズを行います。1 日 2 回程度実施し、CPM 機械を使用して自動的に脚を動かすこともあります。
自宅での回復
- サポート体制の確保:回復期間中は家族や介護者の支援が必要です。調理・掃除・階段の昇降など日常動作が困難になるため、松葉杖や歩行器の使用を検討してください。介護者がいない場合は、リハビリテーション施設への入所を勧められることがあります。
- 創部の管理:切開部は清潔かつ乾燥を保ち、医師の指示通りにドレッシングを交換します。赤みや膿が出た場合はすぐに受診してください。縫合糸が抜去されるまで(約 1 週間)は入浴を控えます。
- 段階的な運動増加:適度な運動は回復に不可欠ですが、過度な負荷は避けます。理学療法士が自宅で行うエクササイズを指導し、ジョギングや縄跳びなどの衝撃が大きい活動は控えてください。
