ヒドララジンと胆汁うっ滞黄疸の関係

肝内胆汁うっ滞

肝臓は胆汁を生成し、脂肪の消化に利用されます。胆汁の流れが止まる、または遅くなる状態を胆汁うっ滞と呼びます。ヒドララジンに伴う胆汁うっ滞は肝臓内部で起こるため、肝内胆汁うっ滞と呼ばれます。


黄疸

黄疸は皮膚や粘膜、眼球が黄色くなる症状で、肝機能障害により血中にビリルビンが蓄積することで起こります。通常、ビリルビンは胆汁と混ざって消化管へ排泄されますが、胆汁の流れが阻害されると血中にビリルビンが残り、黄疸が現れます。


薬剤性胆汁うっ滞

薬剤性胆汁うっ滞は、医薬品が胆汁の排泄を妨げることで発症します。ヒドララジンだけでなく、ペニシリン系抗生物質、アナボリックステロイド、三環系抗うつ薬、経口避妊薬なども同様の副作用が報告されています。通常は薬剤の中止により改善しますが、完全に回復するまでに数か月要することがあります。

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