アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)保存のポイント
概要
アスコルビン酸ナトリウムはビタミンCの一種で、液体注射や錠剤・カプセルとして摂取できます。重度のビタミンC欠乏症の患者への注射や、様々な疾患への代替療法として用いられます。また、食品保存料としても使用され、発がん性のフリーラジカルの生成を抑制します。
必要なもの
- 冷蔵庫(温度36〜46°F/約2〜8°C)
保存手順
注射用バイアルや錠剤容器は、冷蔵庫で2°C〜8°Cに保ちます。高温は「潮解」現象を起こし、ビタミンCが徐々に分解されます。
凍結は避けてください。凍結によりビタミンが不可逆的に変性し、解凍後も効果が失われます。
直射光や湿気、熱源から遠ざけます。室温や湿度85%以上で保管すると、ビタミンが溶解し再結晶化した際に効果が低下します。
子供やペットの手の届かない場所に保管し、推奨摂取量(体重や年齢により40〜125 mg)を超えないよう注意してください。過剰摂取は吐き気、痙攣、下痢、胸焼け、腎結石などを引き起こすことがあります。
適切に保存すれば、開封後でも2年以内に使用してください。2年を過ぎるとビタミン含有量が著しく低下します。
使用期限が過ぎた場合や不要になった場合は、医薬品廃棄のガイドラインに従い処分します。地域の薬剤回収施設が利用できない場合は、ビタミンを使用済みコーヒーかすや猫砂と混ぜ、密閉袋に入れて通常のごみとして処分します。
