脊椎狭窄に対するマッサージ療法ガイド

脊椎狭窄とは

脊椎狭窄は背中の痛みの代表的な原因の一つで、椎骨管が狭くなり脊髄が圧迫されます。痛みや機能障害を引き起こす可能性がありますが、マッサージは症状の緩和に役立つものの、根本的な治療法ではありません。

マッサージ環境の整え方

マッサージの最大の効果はリラクゼーションです。筋肉だけでなく受ける人全体がリラックスできるよう、温かく静かな空間を用意しましょう。硬すぎず快適なベッドやマットの上に寝かせ、体が不安定な箇所にはクッションを置きます。摩擦を減らすためにマッサージオイルやベビーオイルを使用します。

推奨マッサージ技法

  • 全手エフルラージ(全体的ななで):手全体にオイルを塗り、背中下部から首に向かってゆっくり撫でます。背骨周辺を中心に、力はやや強めに、ただし痛みを与えない程度に保ちます。5〜10分繰り返します。
  • かかとエフルラージ:手のかかと部分で同様に背中をなで、圧が集中するため5分程度に留めます。
  • 指先圧迫:指先で背中下部から上部へ押し上げ、脊椎の圧迫を緩和します。5分程度にし、痛みのある部位は避けます。
  • ストリッピング:指で背骨に沿って筋肉を押し、結節(こり)を探ります。結節を見つけたらその部分に短時間集中し、1回のストリッピングごとに全手エフルラージを行います。背骨全体を3回繰り返します。
  • 摩擦(フリクション):中指で背骨に沿って深く押し、結節のみを対象に強い圧をかけます。痛みのある箇所や皮膚が損傷している箇所は避けます。
  • 仕上げの全手エフルラージ:最後に5分間、全体的に軽く撫でて終了します。皮膚が破れている、炎症がある部位は絶対に触れないでください。

マッサージの頻度は?

マッサージの頻度は主治医の指示に従ってください。症状の重さや痛みの程度により、全く行わないことが推奨される場合もあります。逆に、痛みが強くマッサージが有効と判断された場合は、日々の施術が勧められることもあります。

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