腰痛の原因解説:背骨左側にできるしこりが示す可能性のある疾患
背骨の左側にしこりや痛みを感じる場合、さまざまな原因が考えられます。以下に主な原因とその特徴をまとめました。正確な診断と適切な治療のためには、必ず医師の受診が必要です。
1. 腎臓感染(腎盂腎炎)
腎臓の感染は、背中の片側に鋭い痛みや圧痛を引き起こします。発熱、寒気、頻尿などの全身症状を伴うことが多く、早期の抗菌治療が必要です。
2. 腎結石
腎結石が尿路を塞ぐと、腎臓内に圧力が高まり、側腹部から腰部にかけて激しい痛み(疝痛)が生じます。血尿や嘔吐を伴うこともあります。
3. 筋肉の過緊張・痙攣
姿勢の悪さや過度の使用、外傷により背筋が緊張したり痙攣したりすると、しこりのように感じる部位ができることがあります。安静やストレッチ、温罨法で改善することが多いです。
4. 椎間板ヘルニア
椎間板の内部組織が外側の繊維輪を突き破ると、神経根が圧迫されて片側または両側に痛みが走ります。坐骨神経痛やしびれを伴うことがあります。
5. 脊椎腫瘍
稀ではありますが、脊椎に腫瘍ができると局所的な痛みやしこりが現れます。進行すると筋力低下、感覚障害、排尿・排便障害などの神経症状が出ることがあります。
6. 骨感染・骨転移
骨髄炎やがんの骨転移も背部に局所痛を引き起こすことがあります。発熱や全身倦怠感を伴うことが多く、画像検査で確認します。
いずれの場合も、医師はレントゲン、MRI、CTなどの画像検査や血液検査を行い、原因を特定します。自己診断や自己治療は危険ですので、症状がある場合は速やかに専門医を受診してください。
