コレステロール薬による筋肉痛と対処法

原因

一部のコレステロール低下薬(スタチン)は、血中に酵素(CK/CPK)を増加させ、筋肉痛や筋炎を引き起こすことがあります。

診断方法

日常的な痛みと区別が難しいことがあります。筋肉痛が続く場合は速やかに医師へ相談し、血液検査でCK(クレアチンキナーゼ)値を測定してもらいます。CKが高いとスタチン誘発性筋肉痛の可能性があります。

症状の重要性

痛みやこわばりは肩、腕、太もも、臀部、脚、背中、首などに現れ、筋力低下を伴うこともありますが、通常は生活に支障をきたすほどではありません。

治療法

まずは非ステロイド性抗炎症薬などで症状を緩和します。鎮痛薬で改善しない場合は、スタチンの中止や他の降脂薬への切り替えを検討します。

代替療法

薬に代わる方法として、定期的な運動、低脂肪食、ナイアシン(ビタミンB3)があります。ただし、ナイアシンは高用量で顔面紅潮などの副作用があり、継続が難しいことがあります。

留意点

ほとんどは軽度ですが、痛みが強く続く場合は速やかに医師に報告してください。重度の筋肉痛や筋力低下は、生命に関わる横紋筋融解症(ラブドミオリシス)を示すことがあります。早期発見すれば適切に治療できます。

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