高コレステロールがもたらす危険とは?

美味しいチーズバーグやリブ肉をたまに楽しむのは良いですが、高脂肪食品を過剰に摂取すると血中コレステロールが上昇します。コレステロールが高い状態が続くと、心臓病や心筋梗塞、脳卒中など致命的な疾患のリスクが高まります。まずは高コレステロールの危険性を正しく理解し、米国心臓協会(AHA)の推奨範囲内にコレステロールを保つ方法を学びましょう。

診断方法

高コレステロールは、空腹状態での血液検査で簡単に判定できます。総コレステロールが200 mg/dL を超えると境界型高コレステロールとされ、240 mg/dL 以上は危険なレベルです。検査ではLDL(低密度リポタンパク)とHDL(高密度リポタンパク)も測定されます。LDLは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、130 mg/dL を超えると境界型、180 mg/dL 以上は極めて高いとされます。一方、HDLは「善玉コレステロール」と呼ばれ、60 mg/dL 以上で心血管疾患の予防効果が期待でき、40 mg/dL 以上が正常範囲です。

影響

高LDLが長期間にわたり血管内に蓄積すると、プラークと呼ばれる脂肪沈着が形成されます。このプラークが血流を妨げ、血管が狭くなると、胸痛(狭心症)や無症状のまま重大な障害が起こることがあります。

主な合併症

血流が心臓に届かなくなると、酸素不足により心筋梗塞が起こります。また、血流が脳に届かないと脳卒中のリスクが高まります。さらに、プラークが剥がれ落ちて血栓が形成されると、血栓が別の部位に流れ込み、再び心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があります。

食事と生活習慣でのコレステロール低下

血液検査でコレステロールが高いと判明したら、まずLDLを減らしHDLを上げることが目標です。飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取を控え、オリーブオイル、ナッツ、アボカドなどの一価・多価不飽和脂肪酸を積極的に取り入れましょう。禁煙は必須です。さらに、週に5回以上の適度な運動(有酸素運動や筋トレ)を行うことで、LDL/HDL比が改善します。

薬物療法でのコレステロール低下

食事と運動だけでコレステロールが下がらない場合、医師はスタチンなどの薬を処方します。その他、胆汁酸結合樹脂やコレステロール吸収阻害薬も有効です。薬を服用する際も、脂肪の摂取制限や運動は継続する必要があります。薬はあくまで補助であり、生活習慣の改善が基本です。

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