コレステロールを下げる具体的な方法
コレステロール値は、食事・運動・遺伝の3つの要因で決まります。遺伝はコントロールできませんが、食事と運動は改善可能です。コレステロールが高いと心疾患や脳卒中のリスクが上がります。以下のシンプルな生活習慣の見直しで、コレステロールを下げ健康を促進できます。
体重を減らす
肥満や標準体重を超える体重は、血中コレステロールを上昇させます。体重が減少すると、脂質代謝が改善され、たとえ食事中の脂肪量が変わらなくてもコレステロール値が下がります。5〜10ポンド(約2〜4.5kg)程度の減量でも、LDL(悪玉)コレステロールが減少し、HDL(善玉)コレステロールが上がります。さらに、糖尿病リスクや高血圧の予防にもつながります。
有酸素運動
中強度の有酸素運動は、コレステロール改善に最適です。中強度の運動はLDLコレステロールを下げ、高強度の運動はHDLコレステロールを上げます。週5回、1回30分以上心拍数が上がる活動(ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など)を続けると、総合的にコレステロール値が改善し、心臓病のリスクも低減します。
良質な脂肪と悪質な脂肪の区別
コレステロールが高い場合、医師から脂肪摂取を減らすよう指示されることがありますが、脂肪には「良い脂肪」と「悪い脂肪」があります。良い脂肪は一価不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸で、アーモンド、アボカド、ピーナッツバター、オリーブオイルなどに含まれます。これらはLDLを下げ、HDLを上げる効果があります。オメガ3はサーモン、サバ、マグロ、サンマなどの魚に豊富です。
悪い脂肪は飽和脂肪酸で、ラード、バター、クリーム、チーズ、全脂乳、赤肉など動物性食品に多く含まれます。これらはLDLを大幅に上昇させるため、摂取を控えることが重要です。
医師への相談
軽度から中等度のコレステロール上昇であれば、上記の生活習慣改善だけで十分です。しかし、極端に高い場合はスタチンなどの薬物治療が必要になることがあります。運動やサプリメント、薬の開始前には必ず医師と相談し、適切なプランを立てましょう。
