コレステロール検査前に水は飲んでも大丈夫ですか?

コレステロールとは

コレステロールは血液中の脂質に含まれるワックス状の物質で、細胞膜やホルモンの材料になります。血液に溶けないため、リポタンパク質(LDL・HDL)に乗って運搬されます。LDLは動脈壁に沈着しやすく「悪玉」コレステロール、HDLは余分なコレステロールを肝臓へ運び戻す「善玉」コレステロールです。検査ではLDL・HDL・総コレステロールを個別に測定し、合計値も算出します。医師はHDLが高いことは問題としませんが、LDLが高い場合は注意が必要です。

検査が必要な理由

LDLが高いと冠動脈疾患のリスクが高まります。そのため、5年に1回程度、総コレステロール・LDL・HDL・中性脂肪(トリグリセリド)を測定する血液検査を受けることが推奨されます。

検査前の準備

検査の12時間前からは食事と飲み物を控えるよう指示されますが、薬を服用している方や口が乾く方、空腹感が気になる方は水を飲んでも構いません。水分摂取は検査結果に影響しません。

検査の流れ

検査は数分で終わります。技師が肘の内側を消毒し、血管を膨らませるためにゴムバンドを巻きます。その後、静脈から針で血液を採取し、試験管に入れてラボへ送ります。採血後は止血用のガーゼで圧迫し、出血が止まれば終了です。

測定結果の目安

コレステロール値は mg/dL(ミリグラム/デシリットル)で示されます。目安は以下の通りです。

  • 正常:200 mg/dL 未満
  • 境界域:200〜239 mg/dL
  • 高値:240 mg/dL 以上

数値が境界域または高値の場合は、食事改善や運動、必要に応じて薬物療法でコレステロールを下げる対策が必要です。

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