リピトールからクレストールへの変更手順
リピトールからクレストールへの変更手順
スタチンはコレステロールを下げる薬で、近年広く処方されています。スタチンは体内でコレステロール合成に必要な酵素を阻害し、すでに部分的に詰まっている血管の改善にも寄与します。ブランド名・ジェネリックを含む多数のスタチンがありますが、遺伝的差異により最適な薬剤と用量は個人差が大きく、医師の試行が必要です。最新の臨床研究では、クレストール(エゼチミブ)はリピトール(アトルバスタチン)に比べ、少なくとも2倍の効果があると示唆されています。
手順
- 医師に相談する:スタチンの処方変更は医師のみが行えます。リピトールでコレステロールが十分に下がらない場合、医師はクレストールへの変更を提案します。
- 血液検査を受ける:絶食(10〜12時間)後に血液検査を行い、HDL(善玉)・LDL(悪玉)コレステロールの数値を確認します。HDLが60 mg/dL未満、LDLが100 mg/dL未満が目安となりますが、心血管リスクが高い場合はLDLを70 mg/dL未満にすることが理想です。
- リピトールからクレストールへ切り替える:通常、薬の「ウォッシュアウト」期間は不要です。医師の指示に従い、リピトールの服用を止めた直後にクレストールを開始します。クレストールは食事の影響を受けないため、服用タイミングは比較的自由です。
- 定期的に血液検査を行う:最初の3か月ごとにLDL・HDLを測定し、目標値に達するまで継続します。目標が達成された後は、半年に一度の検査で管理します。
- 必要に応じて用量を調整する:目標コレステロール値に届かない場合は、医師と相談しながらクレストールの用量を増減します。自己判断で服用を中止したり減量したりしないでください。
