原因

米国国立医学図書館によると、大うつ病の正確な原因は不明です。2009年時点の主な仮説は、遺伝的要因や環境要因に起因する神経伝達物質のバランスの乱れが関与しているというものです。

症状

持続的な悲しみだけでなく、日常活動への興味喪失、思考の困難、体重変動、疲労感、イライラ感などが見られます。また、自殺念慮や自殺未遂が伴うこともあります。

診断

診断は資格を有する医師または精神保健の専門家が行い、身体的疾患を除外するための検査が必要です。診断基準は『精神障害の診断・統計マニュアル(DSM)第4版テキスト改訂版』に基づきます。

治療

主に抗うつ薬と心理療法(カウンセリング)を組み合わせて行います。必要に応じて、電気けいれん療法(ECT)、リチウム療法、ホルモン補充療法などが検討されます。

予後

適切な治療を受ければ多くの場合改善が期待できますが、未治療のまま放置すると薬物乱用や自殺リスクが高まります。