米国国立精神衛生研究所によると、毎年約1500万人が大うつ病性障害の兆候を示すとされています。New England Journal of Medicine に掲載された Mark Zimmerman 医師の研究では、うつ病の進行を示す主な5つの症状が指摘されています。
1. 気分の落ち込み
説明できない悲しみや憂鬱感が現れます。家族の死や恋人との別れなどの重大な出来事が原因になることもありますが、通常の喪失感よりも長期間続くのが特徴です。
2. 興味・関心の喪失
以前は熱中していた趣味や活動に対する関心が薄れ、友人関係や親しい付き合いも徐々に閉ざされていきます。感情的・身体的に距離を置くようになることが多いです。
3. 無価値感
自分の存在や人生に意味がないと感じ、「すべては何のためなのか」といった思考が頻繁に現れます。絶望感から過度に睡眠時間が増えることもあります。
4. 集中力の低下
日常的な作業や会話に支障が出始め、他者との交流や自分の個性が薄れていくのが感じられます。
5. 死や自殺に関する思考
重度のうつ状態にある人は、死への執着や自殺の計画を口にしたり、書面に残したりすることがあります。
予防と対策
誰でも一時的に上記のサインを経験することはありますが、同時に3つ以上の症状が長期間続く場合は、速やかに専門のメンタルヘルスカウンセリングを受けることが重要です。
