光を使ってうつ病を治す方法

季節性情動障害(SAD)は、主に冬季に日照時間が短くなることで発症するうつ病の一種です。原因は完全には解明されていませんが、光や光療法への曝露が症状緩和に効果的であることが示されています。

機器

  • フルスペクトルや紫外線ライトは効果がありません。光療法には、2,500〜10,000ルクスの蛍光灯を使用します。蛍光灯はライトボックスに入れ、毎日決められた時間だけ前に座ります。

手順

  • 光への曝露時間は個人の反応に合わせて調整します。初めは、10,000ルクスのライトボックスの前に毎朝1時間座ることから始めます。ライトボックスは机上に置き、読書や作業をしながら前に座ります。目は開けておく必要がありますが、光を見つめる必要はありません。効果は3〜5日で現れることが多く、効果が薄い場合は2時間に延長、最短で30分でも効果が出ることがあります。最良の結果を得るには、秋に光療法を開始し、春になるまで毎日続けます。

注意点

  • 目の疾患や光に過敏な方は必ず医師に相談してください。光ボックス使用だけでうつ症状が改善しない場合は、薬物療法やカウンセリングを併用する必要があります。インターネットで処方箋なしに購入できますが、安全性や有効性が確認されていない安価な製品には注意が必要です。自殺念慮や重度のうつがある場合は、自己治療に頼らないでください。副作用として目の刺激、睡眠障害、頭痛が報告されています。双極性障害の方は、光療法が軽度の躁状態を誘発する可能性があるため慎重に使用してください。

夜明けシミュレーション

  • 睡眠中に光を使ってうつを治す方法として、夜明けシミュレーションがあります。タイマーで睡眠サイクルの最後に光を点灯させ、春先の夜明けを再現します。現在研究段階ですが、光が皮膚ではなく開いた目に直接当たることで最大の効果が得られると考えられています。初期の研究結果は有望で、うつ症状の改善に期待が持てます。

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