多様な障害の種類と影響
CDC(米国疾病予防管理センター)によれば、障害は目に見えるものもあれば隠れたものもあり、学業や仕事に支障をきたすことがあります。1990年にジョージ・H.W.ブッシュ大統領が署名した障害者法(ADA)は、視覚・聴覚・移動障害などへの適切な配慮を義務付けています。
移動障害/脊髄損傷
上肢や下肢の機能が低下する障害です。多発性硬化症や関節リウマチによる脚の障害、手根管症候群による手の障害などが例です。これらは歩行が必要な職種(例:工場作業)や、手を使う職種(例:楽器演奏者、外科医、タイピスト)に大きな影響を与えます。また、脊髄への外傷により部分的または全身の麻痺が生じることもあります。
視覚障害
視力が著しく低下する、あるいは失明に至る障害です。眼鏡やコンタクトレンズで矯正できない進行性の疾患が多いです。例として、角膜や強膜の傷、糖尿病性網膜症、ドライアイ、緑内障(眼圧上昇)や白内障(水晶体濁り)などがあります。
聴覚障害
部分的な難聴から全聾までを含みます。軽度の難聴は補聴器で補正できますが、全聾の場合はアメリカ手話(ASL)などの手話を学び、コミュニケーションを図ります。
精神・感情障害
統合失調症や多重人格障害、うつ病などが該当します。うつ病は不眠や不安を伴い、ストレスへの対処が困難になるため、就業や日常生活に支障を来すことがあります。
学習障害
脳の配線の違いに起因する神経学的障害です。読字障害(ディスレクシア)は文字情報の処理が困難であり、計算障害(ディスカルキュリア)は数学的概念や計算手順の理解が難しいことが特徴です。
