コールドパックに使われる化学物質
コールドパックは、捻挫や筋肉の伸張などの一般的な怪我による腫れや炎症を軽減する即効性のある冷却補助具です。砕いた氷の袋の代わりとして便利で、アスリートが怪我の処置に頻繁に使用します。内部に含まれる化学物質が水と混ざると吸熱反応が起き、熱を吸収して温度が下がります。
硝酸アンモニウム (Ammonium Nitrate)
硝酸アンモニウムはコールドパックに水とともに封入されており、使用前は分離されています。パックが叩かれたり破られたりすると、硝酸アンモニウムと水が混ざり合い、吸熱反応が起こります。この反応により熱が吸収され、パックの温度が急速に低下します。
塩化アンモニウム (Ammonium Chloride)
塩化アンモニウムもコールドパックに使用される化学物質の一つです。水に溶解すると周囲の温度を下げる効果があり、パック内で塩化アンモニウムが水と混ざると袋全体が冷たくなります。皮膚に当てると冷感が伝わります。
アルコール(イソプロピルアルコール)
自宅でコールドパックを作る場合、プラスチック製のジッパー付き保存袋に水とイソプロピルアルコールを 2:1 の比率で入れます。二重に袋を閉じて漏れを防ぎ、冷凍庫で凍らせます。水は凍りますがアルコールは凍らないため、取り出したときに液体部分が柔軟に体の形に合わせて使用できます。
