随意筋(骨格筋)とは何か?
随意筋(骨格筋)の概要
随意筋は、骨格に付着している筋肉で、意識的に動かすことができます。光と暗の帯状の模様(横紋)を持ち、骨格筋とも呼ばれます。
構造
筋線維は長く円筒形で、多核を持つ多核細胞です。これらの線維は束(筋束)にまとめられ、筋束は結合組織の周皮膜(perimysium)に包まれます。さらに筋束は更に大きな単位(筋筋)となり、外膜(epimysium)で囲まれ、全体は筋膜(fascia)で覆われます。
収縮単位:サルコメア
横紋の基本単位はサルコメアで、アクチンとミオシンのフィラメントから構成されます。神経インパルスが筋線維に伝わると、アクチンとミオシンが滑り合い、線維が短縮して筋肉が収縮します。
機能と役割
随意筋は歩行・姿勢保持・物を操作するなど、さまざまな身体運動を司ります。また、収縮時に熱を産生するため、体温調節にも寄与します。
主な特徴
- 体内で最も多い筋肉組織です。
- 体重の約40%を占めます。
- 高速かつ強力に収縮できます。
- 疲労に対する抵抗性が比較的高いです。
- 意識的に制御できます。
