鼻枕(ナザルピロー)のメリットとデメリット
CPAPの仕組み
CPAPは、空気を圧縮して送る装置、チューブ、マスク、ヘッドハーネスで構成されます。マスクはフルフェイス、鼻マスク、鼻枕の3種類があります。フルフェイスは口と鼻を覆い、鼻マスクは鼻だけ、鼻枕は両鼻孔に小さなカニューレ(円錐形)を装着します。患者に最適な装置は、呼吸状態や睡眠姿勢などで選びます。
鼻枕の禁忌
鼻が詰まっている、または睡眠中に口呼吸をする人は鼻枕や鼻マスクは適しません。鼻腔が閉塞していると空気が十分に流れず、刺激や不快感が生じます。鼻中隔の偏位など構造的な問題がある場合は、手術で改善した後に鼻枕を検討できます。
マスクに関する問題点
フルフェイスマスクは最も安定した気流を提供しますが、顔毛があるとシールが不完全になりやすく、会話が聞き取りにくい、閉所恐怖感を抱く人もいます。こうした人は鼻マスクや鼻枕が適しています。鼻枕は3タイプの中で最も軽く、顔への圧迫が少ないのが特徴です。
鼻枕の利点
うつ伏せや横向きで寝る人に最適です。顔への接触が最小限なので、ひげや口ひげのある男性でも問題なく使用できます。刺激は少ないものの、鼻孔周辺に軽い刺激が出ることがありますが、保湿クリームやジェルで対処できます。
