睡眠時無呼吸症候群について知っておくべきこと
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea)は、睡眠中に呼吸が数秒から数分間止まる障害です。1時間に数回から数十回起こり、睡眠の質を低下させ、日中の倦怠感やイライラの原因となります。
主な症状
- 大きないびき
- 寝ている間の息切れや窒息感
- 日中の過度な眠気
- 疲労感
- 頭痛
- イライラ
- 集中力低下
- 記憶力低下
- 男性の勃起障害
リスク要因
- 肥満または過体重
- 首回りが太い
- 男性
- 40歳以上
- 家族に無呼吸症候群の既往がある
- 喫煙
- 過度の飲酒
- 鎮静剤や向精神薬の使用
診断方法
睡眠ポリグラフ検査(睡眠時の呼吸、心拍、酸素飽和度を記録)で診断します。検査は睡眠センターで行うのが一般的ですが、在宅型の簡易装置でも可能です。
治療法
- CPAP(持続陽圧呼吸療法): マスクで加圧空気を送り、気道を開いたままにします。
- マウスピース療法: 下顎を前方に固定し、気道を確保する装置を装着します。
- 外科手術: CPAPやマウスピースが耐えられない場合、気道拡大手術などが選択肢になります。
未治療の合併症
- 心疾患
- 脳卒中
- 糖尿病
- 肥満の悪化
- うつ病
- 記憶障害
- 最悪の場合、死亡リスクの増大
予防・対策
- 適正体重の維持
- 定期的な運動
- 就寝前の飲酒・鎮静剤を控える
- 横向きで寝ることを心がける
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、早めに医師に相談しましょう。早期診断と適切な治療で重篤な合併症を防げます。
