運動による横紋筋溶解症の概要
重要性
- 横紋筋溶解は通常の運動リスクではありませんが、マラソンや高強度のカリステニクスなど極端な運動で起こり得ます。
原因の説明
- 長時間にわたる激しい運動で酸素や脂肪が枯渇すると、体はエネルギー源として筋肉繊維を分解し始めます。その結果、ミオグロビンが血中に放出され、さらに分解されると腎臓に有害な化合物を生じます。
症状
- 初期症状は、赤色や茶色の尿、筋肉の激しい痛み・圧痛、倦怠感、筋力低下などです。放置すると体重増加、疲労感、関節痛、痙攣(けいれん)などが現れます。
合併症
- 主な合併症は腎細管障害や急性腎不全です。
治療法
- 早期に大量の水分補給(経口または静脈内)を行うことが基本です。必要に応じて利尿剤や重炭酸塩を投与し、ミオグロビンの腎臓排泄を促進します。早期治療で永続的な障害はほとんど防げます。
