カリフラワー耳の処置方法
カリフラワー耳とは
カリフラワー耳(ヘマトーマ・オリウス)は、耳の軟骨が損傷し、血液や体液がたまって硬くなる状態です。主にレスリングやボクシングなど格闘系スポーツの選手に多く見られます。軟骨が裂けると血液が隙間に流れ込み、体は血液を凝固させようとします。このまま排出しないと、血腫が固まって永久的な変形を引き起こします。
治療の選択肢
カリフラワー耳を放置すると永久変形のリスクがあります。治療法は大きく3つです。
- 医師に診てもらい、針やカニューレで血腫を吸引してもらう。
- 自己排出を試みる(非常に危険で感染リスクが高い)。
- 何もしない(変形が残る可能性が高い)。
最も安全なのは必ず医療機関を受診し、専門家に処置してもらうことです。
自己処置を行う場合に必要なもの
- 滅菌された注射針(細いもの)
- 滅菌ガーゼまたは清潔な布
- アルコール綿や消毒液
自己排出の手順(危険です)
以下は自己処置の流れですが、感染やさらに軟骨を損傷する危険があるため、医学的助言がない限り実施しないでください。
- 針をアルコール綿でしっかり消毒し、清潔な環境で作業する。
- 耳の腫れた部分(血液がたまっているポケット)を探し、力を入れて針を刺す。刺入時は痛みがあります。
- 血液が抜け始めたら、落ち着いて作業を続ける。鼓膜に近いため、皮膚がカリカリ音を立てることがあります。
- 排出が終わったら、滅菌ガーゼで患部を圧迫し止血する。ガーゼは毎日交換し、清潔を保つ。
- 耳の状態を毎日観察し、再度血腫がたまった場合は同じ手順を繰り返すか、速やかに医師の診察を受ける。
自己処置は感染リスクが高く、結果的に症状が悪化することがあります。できるだけ早く専門医を受診し、適切な治療を受けることを強くおすすめします。
