エアキャストブーツとは何か?
エアキャストブーツは、下腿や足の手術後や外傷後に使用される、エアセル式の歩行用ブレースです。プラスチック製シェル内にエアセルとフォームが組み込まれ、患者自身が空気圧を調整して足に合わせたフィット感を得られます。
機能
エアキャストブーツは、硬いキャストと自立歩行の中間に位置する脚用スプリントです。調整可能なエアセルとフォームでサポートし、足首や脚を一定の角度に保ちながら、骨折や手術後のリハビリで部分的な荷重をかけることができます。また、むくみ(浮腫)の管理にも使用されます。
タイプ
エアキャスト社は、様々な部位や怪我に対応した製品を提供していますが、ここでいう「エアキャストブーツ」は歩行用ブレースを指します。ブーツの高さは足首タイプから膝上タイプまであり、代表的な製品は以下の通りです。
- XP Walker/FP Walker:膝上までのフルシェル型で、骨折治癒や浮腫管理に使用。XP Walker Diabetic Systemは、圧迫点を最小化する設計です。
- SP Walker:足首付近までの短めのブレースで、手術後の回復にも適しています。
特徴
- エアセルは小型のポンプで患者自身が膨らませ、サポート力を調整できます。
- プラスチック製シールドが脚、足首、足を一定角度に固定し、衝撃から保護します。
- 内部のフォームが足首をクッションし、快適さを提供。
- 底部は硬く滑り止め加工が施され、荷重歩行時の安定性を確保。
- フック&ループ式のストラップで簡単に装着・脱脱が可能。
メリット
- 段階的に筋力と可動域を回復させながら、足を保護できる。
- カスタムフィットにより、リハビリ期間中も快適に使用できる。
- クランプが不要な場合、両手が自由になるため日常生活がしやすくなる。
- シールドが怪我部位を衝撃から守り、再受傷のリスクを低減。
- 取り外しが簡単なので入浴や足の換気が容易。
注意点
エアキャストブーツは医師の処方が必要です。医療用機器であるため、使用前に医師の指導を受け、正しい装着方法と調整方法を習得することが重要です。誤った使用は二次的な怪我を招く恐れがあります。
