糖尿病の食事はどのように組み立てるべきか
米国糖尿病協会(ADA)によると、米国では約2360万人が糖尿病と診断されています。糖尿病患者の食事は、急激な血糖上昇を招く高糖質食品を避け、持続的にエネルギーを供給できる食品で構成すべきです。過剰な糖分摂取は高血糖(ハイパーグリセミア)につながります。炭水化物の血糖への影響を示す指標「グリセミック指数(GI)」は、適切な食事選びの参考になります。
野菜
野菜はGIが低く、食物繊維も豊富です。繊維は消化を緩やかにし、血糖の上昇をゆっくりとさせます。また、満腹感を高め、甘いものへの欲求を抑える効果があります。GIが20未満の代表的な野菜は、玉ねぎ、赤ピーマン、インゲン、トマト、キャベツ、きのこなどです。サラダに取り入れると手軽に摂取できます。
GI の目安
ADA が提供する GI の分類は次の通りです。
- 低GI:0〜40
- 中GI:40〜60
- 高GI:60 以上
ナッツ
ナッツは低GI(30 未満)で、昼食の間食に最適です。ピーナッツ、くるみ、カシューナッツなどが該当します。ただしカロリーが高いため、単独で大量に食べるのは避け、サラダのトッピングなどで適量を取り入れましょう。
果物
果物も低GI のものを選びましょう。GI が30未満の例として、さくらんぼ、プラム、グレープフルーツ、プルーン、ももがあります。これらを使ったフルーツサラダは糖尿病食に適しています。一方、マンゴー、レーズン、バナナ、イチジク、パイナップル、パパイヤなどはGI が50以上で、過剰摂取は高血糖の原因になるため控えめに。
豆類
豆類は多くが低GI で、食事に取り入れやすい食材です。バタービーンズ、ネイビービーンズ、赤レンズ豆、緑レンズ豆、黄分割豆はすべて GI が40未満です。スナックとしてそのまま食べるか、サラダやスープに加えると良いでしょう。
水分補給
適切な水分補給は血糖管理に欠かせません。水分は食欲抑制と血糖値の安定に寄与します。メイヨークリニックの推奨では、1日あたり約64オンス(約1.9リットル)の水を飲むことが目安とされています。
