なぜ恒常性は「ダイナミクス」と呼ばれるのか?
恒常性とは
恒常性は、体内の状態がバランスや平衡を保つことを指し、内部の調節システムとフィードバック制御によって維持されます。消化による栄養バランスや、排尿・発汗による水分バランスなど、身体内部の条件を一定に保つことが目的です。
ダイナミックなプロセスとは
ダイナミックなプロセスは、存在する限り常に変化・進化し続けるものです。経済の変動、細胞の調節、呼吸などが例として挙げられ、根底には「永続的な変化」という概念が潜んでいます。
ダイナミック恒常性
ダイナミック恒常性は、システムが常に動いているが、相反する方向へ調整されている状態を意味します。例えば、体内の水分は摂取と発汗・排尿という排出という二つのプロセスでバランスが取られます。動いている間でも平衡が保たれるため、恒常性は「ダイナミック」に達成されると言えます。
社会的恒常性
この概念は社会的な場面にも当てはまります。社会的恒常性は、環境に住む個体の活動が外部環境自体を調整するという考えです。アリやシロアリなどコロニーを持つ動物の例に由来し、個体レベルの恒常性と本質的に同じ原理です。
