金色と茶色の亜麻仁の健康効果の違い
亜麻仁(フラックスシード)は、学名 Linum usitatissimum と呼ばれ、古くから油、繊維、ロープ、絵具、食用として利用されてきました。インド原産で、現在は米国の農家が大量に栽培し、園芸家は青い花が美しいことから観賞用にも育てています。
健康効果
亜麻仁はオメガ3脂肪酸が非常に豊富で、心臓の健康をサポートし、コレステロール低下に寄与します。また、食物繊維やビタミンB1、B2、C、E、カロテンも多く含まれます。さらにリグナンという成分が豊富で、心血管疾患の予防だけでなく、がん予防効果も期待されています。便通を整える働きがあるため、軽い下剤としても利用できます。
金色と茶色の違い
金色(黄)と茶色の亜麻仁は栄養価がほぼ同等で、どちらを選んでも同様の健康効果が得られます。味の違いがあり、金色の方がややナッツのようなバター風味があります。商業的には、茶色の種子が油や塗料、溶剤などの原料として多く利用されています。
保存と調理方法
亜麻仁は全粒または粉砕した形、さらには油として購入できます。栄養を最大限に摂取するには、全粒の種子を使用し、食べる直前に手挽きやコーヒーグラインダーで粉砕するのが理想的です。全粒のままでは消化できません。保存は、全粒は常温で約1年、粉砕したものは数日以内に使用する場合は冷蔵、30日以内に使うなら冷凍が適しています。
推奨摂取量
健康効果を得るためには、粉砕した亜麻仁を1日あたり大さじ3杯(約15 g)程度摂取することが目安です。亜麻仁油は他の食用油と同様に料理に利用できますが、下剤効果があるため、初めて摂取する方は少量から始め、体の反応を確認してください。また、馬や犬などのペットにも栄養価が高く、与える際は必ず粉砕または浸水させてから与えるようにしましょう。
