ピスタチオの化学組成と栄養価
植物学的にはナッツでもマメ科でもなく、実は「ドリュープ」(核果)に分類されます。核果は中心に硬い種子を持ち、油分が豊富です。ピスタチオは全体の50%以上が油で、コレステロールは低く、ビタミンB6やマンガンが豊富に含まれます。
脂肪酸
-
ピスタチオに含まれる脂肪酸の約80%はオレイン酸とリノール酸です。オレイン酸は一価不飽和脂肪酸で、血圧を下げる効果が報告されています(2008年 Chemical & Engineering News)。一方、過剰摂取は肺水腫のリスクを高める可能性があると指摘する研究もあります(2005年 American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine)。
炭水化物
-
主な単糖はブドウ糖です。ブドウ糖はエネルギー源として脳や神経系にとって重要で、栄養士が推奨する主要な糖質です。
アミノ酸
-
ピスタチオの化学組成の約25%をアミノ酸が占めます。アミノ酸はタンパク質の構成要素で、代謝や組織の修復に不可欠です。
タンパク質
-
油に次いで多い成分がタンパク質です。完全タンパク質(魚や家禽)と不完全タンパク質(野菜・果実・穀物・ナッツ)がありますが、ピスタチオは必須アミノ酸をバランスよく含むため、優れた植物性タンパク源といえます。赤血球の生成や心筋の維持に寄与します。
水分
-
ピスタチオの水分含有量は約6%です。水は化学式H₂Oで表される最も単純な化合物で、果実全体の重量のごく一部を占めます。
