パーキンソン病に効果的なパレオダイエットとは
パーキンソン病は中枢神経系の疾患で、運動機能や言語、身体の動きに影響を与え、手の震え(振戦)を伴うことがあります。
パレオダイエットの基本
パレオダイエットは、約1万年前までに人類が狩猟採集生活を送っていた時代に摂取できた食材だけを食べるという考え方です。現代の冷蔵庫や電子レンジといった調理器具が無かった時代を想像し、以下の食品を中心に摂ります。
- 肉、鶏肉、魚、卵
- 果物、野菜(特に根菜。ただしジャガイモやサツマイモは除外)
- くるみ、ブラジルナッツ、マカダミアナッツ、アーモンドなどのナッツ類
- イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーなどのベリー類
除外すべき食品は次の通りです。
- 穀物(パン、パスタ、麺類)
- 豆類(インゲン、キドニービーンズ、レンズ豆、ピーナッツ、エンドウ豆など)
- ジャガイモ類
- 乳製品、加工塩、砂糖
これらは、旧石器時代の人々が調理技術や乳製品の利用ができなかったことに由来します。
現代のパレオダイエットの実践方法
現代版パレオは、低炭水化物ダイエット(アトキンスやサウスビーチダイエット)に近いとされています。炭水化物の摂取が体に有害か、エネルギー源として有用かは専門家の間で議論があります。
炭水化物を急に抜くと体調不良を起こすことがあるため、段階的に食事を変えることが推奨されます。
- 数日間は朝食だけパレオ食に切り替える
- 続いて昼食、最後に夕食と順に変更する
- オメガ3系脂肪酸を多く含む魚やナッツを積極的に摂り、オメガ6系脂肪酸の多い食品は控える
パーキンソン病との関係
研究者は、穀物・豆類・ジャガイモに含まれる天然毒素がパーキンソン病のリスクを高める可能性があると指摘しています。加熱調理で一部は除去されますが、完全には無くならないため、食事からこれらを排除することが有益と考えられています。
オーストラリア、アフリカ、南米の狩猟採集部族(約80部族)では、パーキンソン病や関節炎、糖尿病、高血圧、脳卒中といった生活習慣病の発症率が低いことが報告されています。これは「古代の食事」が健康を支えていると推測されています。
新しい食事法を始める際は、特にパーキンソン病と診断されている場合は、必ず医師や栄養士に相談してください。
