マスタークレンジングダイエットで摂取できるものは?

マスタークレンジングダイエット(レモネード・ダイエット、メープルシロップ・ダイエットとも呼ばれる)は、固形食を一切摂らずに、レモンジュース・メープルシロップ・カイエンペッパー・海塩を加えた飲料だけで過ごす断食法です。2006年にビヨンセが映画『Dream Girls』の撮影前に実践したことが話題となり、ロビン・クイヴァーズやジャレッド・レトなどの有名人も取り入れたことで、一般にも広く知られるようになりました。

歴史

代替医療の実践者であり詐欺師でもあったスタンリー・バロウズが、1941年にこのダイエットを考案しました。バロウズは、性機能低下から末期疾患まで何でも治すと主張し、がん患者に対してダイエットと組み合わせた組織マッサージや光療法を施しました。しかし患者が死亡した後、カリフォルニア州で医師免許なしの医療行為やがん治療の不法販売、重罪殺人で有罪判決を受けました。

ステップ1:レモネードの摂取

マスタークレンジングでは、純水にレモンジュース、メープルシロップ、カイエンペッパー、海塩を少量加えた「レモネード」を飲みます。1日あたり6〜12回、14日間続けることが推奨されています。

ステップ2:塩水フラッシュ

レモネードに加えて、純水と海塩だけで作る塩水フラッシュを毎日飲み、腸内の老廃物を「洗い流す」ことを目指します。この飲料はレモネードと同時に摂取し、排便を促進します。

副作用

軽度のめまい、頭痛、極度の空腹感、食欲の衝動、失神などが報告されています。塩水フラッシュは下痢や肛門からの漏れを引き起こすこともあります。長期間続けると、固形食が摂れないため栄養失調や慢性的な便秘に陥る恐れがあります。

専門家の見解

栄養士や医師は、短期間(14日以内)であれば体重減少は見られるものの、デトックス効果や性欲向上、アルコール・ニコチン欲求の根本的な抑制といった主張はプラセボ効果にすぎないと指摘しています。安全性を考慮し、14日以上の継続は強く推奨されません。

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