胆嚢摘出後の脂肪消化はどうなるのか?
胆嚢の役割
胆嚢は肝臓の下右側にある小さな袋で、胆汁を蓄えて食事中の脂肪の消化を助けます。脂肪を含む食事を摂ると胆嚢が収縮し、胆汁が小腸へ放出されます。胆嚢に問題があると、脂肪摂取時に側腹部に鋭い痛みが生じます。
胆嚢摘出後の胆汁の流れ
胆汁は肝臓で生成され続けますが、胆嚢がないため蓄えることができません。そのため胆汁は肝臓から直接、ゆっくりと小腸へ流れ込みます。食事中に腸内にある胆汁が脂肪の分解を助けます。
手術後の脂肪消化
胆嚢があると脂肪食に対して大量の胆汁が一度に放出されますが、摘出後は腸内に常に少量の胆汁しかありません。その結果、大量の高脂肪食は消化しにくく、少量の脂肪であれば通常通りに消化できます。
胆嚢摘出後の食事指針
特定の食事法はありませんが、医師や管理栄養士は以下を推奨します。
- 高脂肪・揚げ物や油っこい料理は控える。
- 少量を頻回に摂取し、胆汁と食事がよく混ざるようにする。
- 徐々に食物繊維を増やし、便秘を防止する。
