レモンジュースに含まれるイオンとは?

レモンは古代ローマの絵画にも描かれていますが、実際には東南アジアが起源とされています。現在、レモンジュースはその風味や薬効、ビタミンCやカリウムが豊富なことから世界中で親しまれています。さらに、レモンジュースには健康効果が期待できる負イオン(陰イオン)も含まれています。

歴史

レモンは、ビタミンC不足による壊血病(スクラビュス)の予防に重要な役割を果たしたことで歴史的に注目されました。長期間の航海では、乗組員が壊血病にかかりやすく、17世紀には医師がレモンジュースを毎日摂取させると症状が減少することを発見しました。その結果、イギリス法で船舶は乗組員1人につき1オンス(約30 ml)のレモンジュースを常備することが義務付けられました。19世紀半ばにカリフォルニアでレモン栽培が成功し、アメリカでも広く普及しました。現在では、レモンジュースは飲料や料理の風味付けに欠かせない食材です。

負イオン(陰イオン)

負イオンとは、電子を余分にもつことでマイナスの電荷を帯びた分子のことです。レモンは自然界で数少ない負イオンを多く含む食品のひとつです。レモンジュースに含まれる負イオンは、血液中の正イオン(陽イオン)と結合し、酸性化を防ぎます。血中の正イオンが過剰になると、体内が酸性に傾き、代謝が低下しやすくなり、肥満や免疫低下の原因になるとされています。

効果

レモンジュースを蒸留水で薄めて摂取すると、以下のような効果が期待できます。

  • 自律神経の働きを整える
  • 肌の構成成分であるコラーゲンの生成を促進
  • 細胞膜の透過性が向上し、代謝が活性化
  • 免疫機能の向上

摂取量の目安

レモンジュースは基本的にどの量でも安全に摂取できますが、臨床データは限られています。目安としては、1日あたり約120 ml(約1/2カップ)を蒸留水で薄めて飲むと、クエン酸塩の補給と健康維持に役立ちます。普通の水で薄めると負イオンが中和されてしまうため、蒸留水を使用してください。また、酸性が強いため、直接飲むと歯のエナメル質を損傷する恐れがあります。朝食前に蒸留水で薄めたレモンジュースに少量のはちみつを加えて飲むと、負イオンの効果を最大限に活用できます。

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