未発酵大豆のリスクとは?
豆腐などの大豆製品を意識的に摂取していなくても、実は日常の食事に大豆が潜んでいます。ガーディアンの2006年の記事によると、ベビーフード、シリアル、ビスケット、ケーキなど、食品全体の約60%に大豆が含まれており、表示は「加水分解植物性たんぱく質」や「大豆たんぱく質分離物」などと記載されていることがあります。これらの大豆はほとんどが未発酵で、近年、過剰摂取が健康に与える影響が懸念されています。
男性不妊
大豆に含まれるフィトエストロゲンはテストステロンの低下を招く可能性があります。エディンバラ大学医療研究評議会(MRC)ヒト生殖科学部門のリチャード・シャープ教授は、特に乳児期に大量に摂取した場合、将来的に男性不妊につながる恐れがあると指摘しています。
乳幼児へのリスク
食品基準局は、大豆ミルクに含まれるエストロゲンが高いため、子どもへの提供は少量にとどめるべきと警告しています。過剰摂取は早熟化を促すほか、ラット実験で免疫抑制が確認されています。また、未発酵大豆に含まれるトリプシン阻害剤はタンパク質の吸収を妨げ、成長阻害の原因となります。
がんとの関連性
大量のフィトエストロゲン摂取は、乳がんや甲状腺がんのリスク上昇と関連付けられています。前立腺がんとの関係はまだ不確かですが、幼少期に大量の大豆を摂取した男性は、将来的にリスクが高まる可能性があるとされています。
栄養素の吸収阻害
未発酵大豆に含まれるフィチン酸は、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB12 などの必須ミネラルやビタミンの吸収を阻害します。さらに、体内で必要とされるビタミンD の量が増加し、日光曝露が不足すると栄養バランスが崩れやすくなります。
