基礎代謝活動のしくみ

基礎代謝率(BMR)とは、体が日常の機能を維持するために消費するカロリーのことです。食事から得たエネルギーは常に分解・分配され、体を動かし続けます。基礎代謝に関わる活動は、ベッドから起き上がらなくても体が行う必須プロセスです。個人のBMRは体組成・遺伝・活動レベルなどにより異なります。

呼吸

呼吸は基礎代謝に含まれるカロリー消費です。吸息時には外肋間筋が収縮し、肋骨が上方・外方に動き、横隔膜も収縮します。呼気時には肺の弾性により元の容積に戻ります。安静時でも1分間に約15〜18回呼吸し、これだけでエネルギーが消費されます。

体温調節

体は理想的な中心体温(約36.5〜37.5℃)を保つために常に働いています。脳の視床下部が体温センサーからの情報を受け取り、必要に応じて発汗や血管拡張などの生理的変化を指示します。これらの調節もカロリーを消費します。

成長

子どもが多くのカロリーを消費する大きな理由は、急速な成長にあります。細胞が増殖して組織や臓器(骨格系を含む)を形成する過程でエネルギーが必要です。筋肉の修復・肥大も同様に、筋繊維の合成にカロリーが使われます。

血液循環

循環系は酸素を豊富に含んだ血液を全身に届けます。肺循環、冠状循環、全身循環の3つに分かれ、心臓の収縮で血液を大動脈へ送り出す際にエネルギーが消費されます。

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