子どもの栄養ピラミッド
1994年に米国農務省(USDA)は栄養政策・促進センター(Center for Nutrition Policy and Promotion)を設立し、健康的な食生活を促すためのツールとして「フードピラミッド」を作成しました。子ども向け、妊娠中・授乳中の女性向けに特化したピラミッドがあり、子どものピラミッドは 2〜5歳用と 6〜11歳用の2種類があります。
食品群
子ども用ピラミッドに示されている食品群は、一般向けと同様に「穀類」「野菜」「果物」「乳製品」「たんぱく質(肉・豆類)」の5つです。底部が広いほど、その食品群から多くの1日分の摂取が推奨されます。油脂は薄く区分され、別途少量を摂ることが勧められます。また、毎日の運動も重要とされています。
各食品群の目安サービング数
全米乳業協議会(National Dairy Council)の「Nutrition Exploration」では、子どもが覚えやすいようにサービング数を住所の数字に例えています。
- 7〜10歳:穀類5食、野菜4食、果物3食、乳製品3食、たんぱく質2食(住所は 54332)
- 11〜13歳:穀類と野菜がそれぞれ1食ずつ増えて、穀類6食、野菜5食、果物3食、乳製品3食、たんぱく質2食(住所は 65332)
どちらの年齢層も、植物油や魚油などの健康的な油を少量取り入れることが推奨されています。
賢い選択のポイント
・穀類は半分以上を全粒穀物で摂取する。
・野菜は色鮮やかなものを選び、ブロッコリーやほうれん草などの濃い緑色、さつまいもやにんじんなどのオレンジ系を積極的に取り入れる。
・果物はフレッシュ、冷凍、乾燥、缶詰を選び、ジュースは100%のものに限定し、スナック代わりに果物を活用する。
・乳製品は無脂肪または低脂肪のものを選ぶ。
・たんぱく質は赤身肉、魚、鶏肉などの脂肪が少ない部位を選び、豆類を代替たんぱく源として活用する。サラダに豆やナッツ、シードを加えると栄養価がアップし、スープやシチュー、キャセロールにも豆を入れると良い。
・栄養価が低いジャンクフード(ポテトチップス、炭酸飲料、砂糖入りシリアルなど)は避ける。
