むずむず脚症候群(RLS)の食事・治療・栄養
むずむず脚症候群(RLS)とは
むずむず脚症候群は、脚を動かしたくなる衝動が抑えられない神経系の疾患です。衝動は「むずむず」「かゆい」「引っ張られる」「這うような感覚」などと表現され、安静時や就寝時に特に強く現れます。腕や体の他部位に及ぶこともあり、痛みを伴うこともあります。年齢とともに罹患率は上がり、全人口の約10%が何らかの症状を抱えていると推定されています。
活動(運動)の工夫
軽度から中度の身体活動は、脚の不快感を軽減し、就寝時の衝動を抑える効果があります。就寝前にストレッチや温かい入浴、集中できる趣味に没頭するなどの軽い運動を取り入れると良いでしょう。座りがちな作業は日中に、家事やエクササイズは夕方以降に行うと効果的です。ただし、就寝直前の激しい運動は症状を悪化させる可能性があるため避けてください。
サプリメント
- カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛などのミネラルは症状緩和に役立つとされています。
- B群ビタミン(400 mg)やビタミンE(d-α-トコフェロール200 IU)も、脚の痙攣やRLS予防に有効です。
- マグネシウムは1日1,000 mg程度の摂取が推奨されています。
ハーブ療法
- ブッチャーズ・ブルーム(柳葉)を1日3カプセル服用すると、脚の重さ感が和らぎます。
- 馬の栗エキスを10〜15滴摂取すると、血行が改善し、静脈のトーンが向上します。
栄養と食事
葉酸不足はRLSの原因の一つと考えられています。次のような食品を日常的に取り入れると予防につながります。
- 葉酸強化シリアル
- 加熱したほうれん草
- 鶏・七面鳥・牛・仔牛・豚のレバーの煮込み
- 黒目豆、赤いんげん豆、レンズ豆などの豆類
