ヘモクロマトーシス患者のための低鉄分食品ガイド
ヘモクロマトーシスは体内に鉄が過剰に蓄積される疾患で、疲労感や食欲不振、めまい、息切れなどの症状を引き起こします。過剰な鉄の摂取を防ぐため、鉄分が少ない食品や、鉄の吸収を阻害する食材を中心に食事を組み立てることが重要です。
鉄分が少ない食品
- 赤身肉(牛肉、羊肉、豚肉)や貝類、サーモン、ツナ、鉄強化シリアル、乾燥豆類はヘム鉄が豊富で吸収が良いため控えましょう。
- 代わりに、カルシウムが多く含まれ鉄の吸収を抑える乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)や卵白、豆腐、サーディン、アーモンドなどを選びます。
オキサレートを含む果物・野菜
- ほうれん草、ケール、ルバーブ、ビーツ、イチゴ、オレガノ、バジル、パセリなどはオキサレートが鉄の吸収を妨げます。また食物繊維も豊富で、さらに吸収抑制効果があります。
タンニンを含む食品
- 黒茶、コーヒー、ワイン、ココア、香辛料、くるみ、リンゴ、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリーなどはタンニンが鉄と結合し、吸収を最大90%まで抑えることがあります。摂取後約2時間は効果が持続します。
フィチン酸を含む食品
- 全粒穀物、豆類、ナッツ、種子(大豆、くるみ、アーモンド、レンズ豆、エンドウ豆、全粒シリアルなど)に含まれるフィチン酸は鉄だけでなく亜鉛やカルシウムの吸収も妨げ、鉄吸収を50〜65%低下させます。
上記の食材を上手に組み合わせ、鉄の過剰摂取を防ぎながらバランスの良い食事を心がけましょう。
