卵に含まれる栄養成分とその効果

卵はサイズは小さいですが、その繊細な殻の中には豊富な栄養が凝縮されています。ビタミンやミネラルの多くは卵黄に含まれ、近年は放し飼いの鶏に特別な飼料を与えることで栄養価を高めようとする取り組みもあります。とはいえ、従来の卵でも十分な栄養を摂取できます。

コレステロール

コレステロールは動物性食品に含まれる脂質で、卵黄にも多く含まれます。過剰に摂取すると血中コレステロール値が上昇する可能性があります。卵料理を楽しみたい場合は、卵白だけを使用する方法があります。卵白はコレステロールを含まず、1個分の卵に対して約1/4カップ(2個分の卵白)を代用できます。

完全タンパク質

完全タンパク質とは、体が必要とするすべての必須アミノ酸を含むタンパク質のことです。卵はその代表格で、満腹感を得やすく、過食を防ぐ効果も期待できます。成人は1日のエネルギーの10〜35%をタンパク質から摂取することが推奨されており、目安は女性で約46 g、男性で約56 gです。

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を強く保つ役割があります。米国農務省のデータによると、Mサイズの卵1個で1日の推奨摂取量の約10%を摂取できます。

その他の栄養素

卵にはルテインやゼアキサンチンといったカロテノイドが含まれ、加齢性黄斑変性のリスク低減が期待されています。また、コリンは脳の発達や記憶力の維持に寄与するとされています。

保存方法のポイント

卵の栄養価を最大限に保つには、適切な冷蔵が不可欠です。冷蔵した卵は使用するまで冷蔵庫に保管し、室温に出したまま放置すると表面に結露が生じ、細菌やサルモネラの増殖リスクが高まります。

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