グリセリンの検査手順
概要
グリセリン(別名グリセリン、グリセロール)は、単純なポリオール(糖アルコール)で、医薬品(滑らかさ向上)、植物エキス、凍結防止剤、食品(蔗糖の代替甘味料)に広く利用されています。食品では炭水化物に分類され、カロリーは食卓用砂糖とほぼ同等です。検査は、試料を溶解した後、2種類の試薬を加えて加熱し、生成物の色変化を観察するだけで行えます。
必要なもの
- メスピペット
- 大きめの試験管
- バーナー(ブンゼンバーナー)
- カテコール
- 硫酸
- 純水
- フラスコ
- 検査対象物
手順
- 検査対象物の一部を純水に溶解します。食品の場合はピューレ状にし、固形が残らないように完全に液体にします。メスピペットで3 ml を取り、試験管に入れます。
- 純水とカテコールを1:9の比率(カテコール1部、純水9部)で混合し、完全に溶解させます。これをメスピペットで3 ml 取り、試験管に加えます。
カテコールは自然界に微量存在する有機化合物で、香料・農薬・フレーバーの前駆体として大量に製造されています。通常は無色ですが、特定の化学物質と反応すると色が変わります。 - メスピペットで硫酸6 ml を試験管に加えます。
- フラスコに水を満たし、試験管をその中に入れます。
- バーナーでフラスコと試験管を30分間加熱します。加熱中は水が沸騰している状態を保ちます。
- 試験管内の混合液を観察します。グリセリンが存在すれば、溶液はオレンジ赤色に変化します。
