フィトステロールの効果と摂取方法

ステロールとは?

ステロールは、植物に含まれるフィトステロールや、動物に含まれる動物ステロール(コレステロールを含む)として自然に存在する化合物です。細胞膜の構成要素として重要で、細胞機能に欠かせません。一方、血中のLDLコレステロールが高いと心臓病やその他の疾患リスクが上昇します。

フィトステロールとは?

フィトステロールは、一般的な西洋食で1日あたり0.5g未満の少量しか摂取されませんが、先史時代の人々は現在の2倍以上の量を摂っていたと考えられています。コレステロールと同様の細胞機能を果たすものの、心臓に対する悪影響は少ないとされています。体内への吸収率が低いため、血中濃度に影響を与えるには比較的多く摂取する必要があります。

フィトステロールが心臓病リスクを下げる仕組み

フィトステロールは腸内でのコレステロール吸収を抑制します。ステロール同士は血中で同じ役割を果たすため、腸内に多くのフィトステロールが存在すると、コレステロールの吸収が競合により減少し、結果として血中の悪玉コレステロールが低下します。

食事にフィトステロールを取り入れる方法

フィトステロールを多く含む食品は以下の通りです。

  • 小麦胚芽(1食分あたり約197mg)
  • コーン油、菜種油、ごま油などの植物油(92〜119mg/食分)
  • ピーナッツ、マカダミアナッツ、アーモンドなどのナッツ類
  • 玄米や全粒小麦などの全粒穀物
  • ごまやヒマワリの種などの種子類
  • 大豆、各種粉類、果物・野菜

米国保健福祉省が推奨するDASH食(上記食品を豊富に含む食事)は、ワシントン大学医学部の研究でLDLコレステロールを大幅に低下させることが示されています。

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