高齢者が食べやすい食品の作り方
歯がない、あるいは入れ歯を使用している高齢者は、硬い食べ物を噛むのが困難です。その結果、食事の幅が狭まり、必要な栄養素が不足しがちです。介護者として、噛みやすく栄養バランスの取れた食事を用意するポイントをまとめました。
食べやすい食事のポイント
ステップ1:フルーツと乳製品でビタミンと食物繊維を補う
朝食やデザートに、リンゴや梨をすりおろして提供します。熟しすぎた梨はフォークでつぶしても構いません。すりおろしたフルーツは、クリームチーズやヨーグルトに混ぜて出すと、ビタミンCと食物繊維が摂取できます。さらに、オートミールは乾燥状態で半カップ程度をブレンダーで粉砕し、通常通りに加熱すれば、噛む必要のないクリーミーな食感に仕上がります。
ステップ2:野菜たっぷりのスープでビタミン・ミネラルを一杯に
スープはビタミン、ミネラル、食物繊維を手軽に摂れるメニューです。柔らかい白米や細かいパスタを加え、刻んだズッキーニでカルシウムとビタミンA、皮をむいたトマトでビタミンA・Cを補います。人参はチーズグレーターですりおろして入れると、甘みが増して食べやすくなります。カリウムが豊富なジャガイモも小さく切って加えると、栄養バランスが向上します。
ステップ3:ひき肉やベビーフードでたんぱく質を確保
鶏肉、七面鳥、豚肉、牛肉はフードプロセッサーで細かくひき、入れ歯でも噛みやすい状態にします。歯が全くない場合は、ベビーフード用のジャー詰め肉を使用しても構いません。マッシュポテトにひき肉やベビーフードを混ぜ、ブラウングレイビーでしっとりさせると、栄養価が高く食べやすい一品になります。缶詰のバーベキュー豆をつぶしてマッシュポテトに乗せても、たんぱく質と食物繊維が補えます。
