ココアパウダーの健康効果
チョコレートは体に悪いというイメージがありますが、実はココアパウダーにはさまざまな健康効果が確認されています。できるだけ純粋な未加工カカオを選ぶことが重要です。加糖や乳製品、油脂などが添加されたチョコレートは、カカオ本来の効果を薄めてしまいます。無糖のダークチョコレートやオーガニック認証のココアパウダーは、健康に有益な成分が高濃度で含まれています。
抗酸化作用
カカオやココアパウダーはフラボノイド系抗酸化物質を豊富に含み、緑茶の約4倍の抗酸化力があります。抗酸化物質は体内の有害な活性酸素やフリーラジカルを除去し、がんや慢性疾患のリスク低減に寄与すると考えられています。特に純粋な形で摂取したときにその効果は最大になります。
心血管系への効果
ココアに含まれるフラボノイドは血管拡張や血流改善、血栓形成抑制に効果があります。1日約30g(1オンス)のダークチョコレートを摂取すると血圧が下がりやすくなるという研究結果があります。オランダのZutphen高齢者研究(2005年)では、15年間の追跡調査でココア摂取量が多いほど収縮期・拡張期血圧が低く、心血管系および全死亡率も低いことが示されました。
気分向上効果
ココアは脳内のセロトニンやエンドルフィンの分泌を促し、抗うつ作用や快感をもたらします。また、フェニルエチルアミンという成分は一時的に幸福感を高めますが、過剰摂取は依存性のリスクがあります。そのため、砂糖や乳製品、加水素化油脂、高果糖コーンシロップなどの添加物が少ない、カカオ含有量の高いダークチョコレートや有機認証のココアパウダーを選びましょう。
