ロイヤルゼリーの特性と効果
組成
サンパウロ大学の研究によると、ロイヤルゼリーは約60%が水分で構成されています。炭水化物が約20%、タンパク質が約13%、脂質が3%強、灰分が1%程度です。
物理的性質
働き蜂が分泌した純粋なロイヤルゼリーは、シロップ状で乳白色の物質です。非常に腐敗しやすく、採取後はすぐに冷蔵保存が必要です。保存性を高めるために、蜂蜜やミツロウを添加することがあります。
栄養的特性
ロイヤルゼリーの主な栄養素はビタミンB6とパントテン酸です。微量のミネラル、酵素、ビタミンCも含まれますが、ビタミンA、D、E、Kはほとんど含まれていません。
有益な効果
ビタミンB6とパントテン酸が豊富で、栄養価は高いものの、同等の栄養素は他の食品でも手に入ります。ロイヤルゼリーは抗菌作用が確認されていますが、摂取による抗生物質的効果は実証されていません。スキンケア製品にも使用されています。
主張される効果
製品メーカーが掲げる多くの健康効果は、十分な科学的根拠がありません。1995年の研究ではコレステロール低下が示唆されましたが、現代の基準では再現性が低いとされています。更年期症状の緩和、腫瘍縮小、血圧低下、骨粗鬆症予防といった主張も裏付けがありません。
危険性
一般的には安全ですが、蜂毒や蜂製品にアレルギーがある人は重篤なアレルギー反応を起こすことがあります。喘息や大腸出血、血液凝固阻害薬との相互作用による内出血などの報告もあります。
