ソルガム(ギニアコーン)の栄養と健康効果
種類
ソルガム(ギニアコーン)は、穀物タイプと甘味タイプの2大系統に分かれます。色は茶色、黒、赤、白の4色があり、甘味ソルガムはメープルシロップやモラセス、コーンシロップの代替として利用され、アンバー色のシロップはカルシウム、カリウム、鉄分が豊富で、天然の抗酸化物質を多く含みます。
特徴
小麦に似た栄養価ですが、グルテンを含まないため、セリアック病や自閉症、その他のグルテン過敏症の方に適しています。1/2カップ(約45 g)あたり炭水化物は72 g、タンパク質は11 g、主に不溶性食物繊維を豊富に含み、カリウム、鉄、ビタミンB1、B2、B3も供給します。
健康効果
- 茶色ソルガムに含まれるタンニンは抗がん性フェノールを多く含み、がんの発生・進行を抑制するとされています。
- 抗酸化物質は心血管疾患の予防や肺組織のフリーラジカル除去に寄与し、腫瘍増殖抑制、血小板凝集抑制、血中コレステロール低下、ビタミンC活性化を促します。
選び方と保存方法
グルテンフリーコーナーで入手できます。鮮度を保つために、粒は密閉容器に入れ冷蔵または冷凍し、粉は冷暗所で数か月以内に使用してください。光・湿気・空気を避けたガラス瓶に入れ、乾燥した涼しい場所で保管すれば、油が酸化するのを防げます。
消化性の課題と改善策
パデュー大学の研究によると、ソルガムのタンパク質は硬いタンパク質壁に包まれており、胃酵素での分解が遅く、実際に吸収されるタンパク質は約46 %です(小麦は81 %、トウモロコシは73 %)。しかし、特定の品種では壁構造が緩く、酵素分解が速くなることが報告されています。
