コレステロール低下に最適なスタチンとは

自然由来スタチン

赤酵母米は代表的な自然由来スタチンです。中国の伝統医学では、血液の滞りを解消し循環を促す目的で用いられ、800年頃から使用されています。赤酵母米にはモナコリンと呼ばれる天然のスタチン成分が含まれており、1970年代から米国でもコレステロール低下の補助として利用されています。

副作用としては、処方薬のロバスタチンと同様に頭痛、肝機能障害、消化器症状が報告されています。ロバスタチンを服用中の方は使用を控えるよう、米国国立衛生研究所が警告しています。

薬剤と比べて価格が安く、自然食品店やサプリメント売り場で手軽に入手できます。ただし、FDAは赤酵母米を医薬品とみなさないため、品質や有効成分の規制は行われていません。

医薬品スタチン

医薬品として製造・販売されるスタチンは、厳格に規制された製品です。主な薬剤には、リピトール(アトルバスタチン)、ロバスタチン(メバコール)、プラバコール(プラバスタチン)、クレスト(ロスバスタチン)、ゾコール(シムバスタチン)などがあります。製造元が異なっても、成分量は一定に保たれています。

処方される用量は、LDL値や家族歴、運動習慣、体重、HDL値、既往症、年齢、喫煙などの生活要因を総合的に評価して決定されます。

健康効果

  • 心筋梗塞リスクの低減:スタチンは血管壁の炎症を抑え、プラークの破裂を防ぐことで心筋梗塞の発生率を下げます。
  • 血管拡張作用:血管がリラックスしやすくなるため、血圧の低下が期待できます。
  • 血栓形成抑制:抗血小板作用により、血栓ができにくくなります。

注意点

肝障害はスタチンの重篤な副作用として知られています。その他、筋肉痛・関節痛、吐き気、下痢・便秘なども報告されています。スタチンは長期にわたって服用することが多く、定期的な血液検査で肝機能や筋肉酵素をチェックすることが推奨されます。

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