コーヒーと早期閉経:リスクと影響の最新まとめ

閉経とは

閉経は女性の月経が止まる自然な過程です。多くの女性は40代後半に閉経しますが、20代で閉経するケースも報告されています。45歳未満で閉経する場合は「早期閉経」と呼ばれます。

早期閉経のリスク

喫煙や高脂肪・高コレステロールの食事などが早期閉経を促進するとされています。早期閉経は骨粗鬆症や虚血性心疾患などのリスクを高めますが、逆に乳がんリスクを低減する可能性も指摘されています。

コーヒーと早期閉経

ノルウェー・オスロ大学の研究では、2,123人の閉経後女性(1940年・1941年生まれ)を対象に、喫煙、アルコール、カフェイン摂取が早期閉経に与える影響を調査しました。その結果、コーヒー摂取は早期閉経と関連しないと結論付けられました。一部の研究では、コーヒーが早期閉経の予防に役立つ可能性すら示唆されています。

しかし、1998年と2002年の別の研究では、コーヒー摂取が早期閉経を促進すると報告されています。

コーヒーと閉経症状

カフェインは高濃度の刺激物で、閉経期の女性にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。研究によると、コーヒーやカフェイン飲料は不安感、ホットフラッシュ、睡眠障害、骨密度低下などの症状を悪化させることがあります。

カフェインはコルチゾール(ストレスホルモン)を上昇させ、疲労感やマグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄などの必須ミネラルの吸収阻害とも関連しています。また、閉経後の女性においてコーヒー摂取がパーキンソン病の発症リスクと結びつく報告もあります。

結論

コーヒー摂取が早期閉経に直接関与しているという明確な証拠はありません。研究結果はまちまちで、関係がないとするものもあれば、関与するとするものもあります。ただし、閉経期の女性がコーヒーを飲むと、閉経に伴う不快な症状が出やすくなることは多数の研究で示されています。

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