セージ(サルビア)の効能と活用法

セージ(Salvia officinalis)はシソ科に属する低木で、地中海地域が原産とされています。古くから調味料として利用され、薬用としての歴史も長いです。現在は世界各地で栽培され、料理人やハーバリストに広く用いられています。

多彩な利用法

  • 2001年に国際ハーブ協会(IHA)から「ハーブ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたセージは、薬用・料理・装飾のいずれか二つ以上で優れた特性を持つハーブです。料理や医療だけでなく、乾燥させた束を使ったリースやクラフトにも人気があります。

料理での活用

  • 薬用歴は2000年以上ありますが、料理への利用は17世紀頃からです。ビタミンA・Cが豊富で消化を助け、脂っこい料理に最適です。米国では鶏や七面鳥のスタッフィングに、イタリアではサルティンボッカ、ニョッキ、フォカッチャなどに使われます。

薬効成分

  • ビタミンA・Cに加え、ロスマリン酸、揮発性オイル、フラボノイドが含まれます。これらは抗菌・抗真菌作用があり、血糖値の低下や発汗抑制、利尿、去痰、収斂、抗酸化、抗炎症効果が報告されています。可能であれば乾燥よりも新鮮な葉を使用すると効果が高まります。

外用利用

  • 古代から伝わる外用法として、刻んだセージ葉と唾液で作る湿布は虫刺されのかゆみや炎症を和らげます。いわゆる疣(いぼ)除去にも効果があるとする説がありますが、科学的根拠は十分ではありません。

セージティーの飲み方と注意点

  • 簡単に薬効を試したい場合は、乾燥葉1〜2小さじを沸騰したお湯に入れ10分抽出すれば完成です。ただし、妊娠中・てんかん患者・肝疾患のある方は避け、連続して飲むのは1〜2週間にとどめましょう。

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