高タンパク食と腎機能への影響
腎機能とは
腎機能は、腎臓が血液をろ過する能力を指します。米国腎臓・泌尿器疾患情報センターによれば、健康な腎臓が2つある状態が「100%」の腎機能とされています。
高タンパク質食とは
1日の総エネルギーの30%以上をタンパク質由来の食品(肉、豆、ナッツ、卵など)から摂取する食事を指します。
研究結果の概要
現時点で、腎機能が正常な人が高タンパク食だけで腎臓に悪影響を受けるという決定的な証拠はありません。しかし、すでに腎疾患や腎機能低下がある人にとっては、過剰なタンパク質が腎臓に負担をかける可能性があります。マヨクリニックの栄養士キャサリン・ゼラツキー氏は、体が吸収しきれないタンパク質が腎臓に負担を与えると指摘しています。
脱水のリスク
高タンパク食で最も注意が必要なのは脱水です。タンパク質代謝が活発になると尿が濃縮され、腎臓に余計なストレスがかかります。水分は通常より多めに摂取し、1日あたり2〜3リットルを目安にしましょう。
関連する問題点
高タンパク食を実践する際に見落としがちなのは、食物繊維やビタミンなど他の栄養素です。特に不溶性食物繊維やビタミンC、マグネシウムは腎結石のリスク低減に寄与します。バランスの取れた食事を心がけ、野菜や全粒穀物も適量取り入れることが重要です。
