尿酸を多く含む食品
尿酸はプリン体の代謝産物であり、プリン体を多く含む食品を摂取すると体内で尿酸が生成されます。尿酸が過剰に産生されたり、排泄がうまくいかない場合は、プリン体の少ない食品を選ぶことが重要です。体内でもプリン体は合成されるため、完全に排除することはできません。尿酸が慢性的に高い状態が続くと痛風の原因となります。
原因
- 酸性体質、過度の飲酒、白血病、糖尿病、プリン体の多い食事などが尿酸過剰(高尿酸血症)を引き起こす(Medline Plus)。
- 副甲状腺機能低下症、鉛中毒、腎結石、真性多血症、腎不全、過度の運動も原因となります。
- 痛風は高尿酸血症の代表的な疾患であり、治療は主に痛風症状の緩和に焦点が当たります。
症状
- 初期の痛風は「無症状性高尿酸血症」と呼ばれ、症状は現れません(University of Maryland Medical Center)。
- 症状が進行すると、関節の激しい痛み、腫脹、光沢のある張りのある皮膚が現れます。寒気、食欲不振、全身倦怠感を伴うこともあります。
- 痛みは通常、単一の関節から始まり、徐々に他の関節へ広がります。
合併症
- 尿酸結晶が腎臓に沈着し、腎結石を形成するリスクが高まります。
- 腎臓の尿路が閉塞し、最悪の場合は腎不全に至ることがあります。
プリン体の多い食品
- 臓物(腎臓、脳、肝臓、ミソ)や、アンチョビ、ホタテ、ニシン、イワシ、魚卵、缶詰のツナ、エビ、ロブスター、ムール貝などの魚介類。
- 肝臓はプリン体代謝の中心臓器であり、特に高含有です。
- 赤身肉(牛肉、羊肉、豚肉)や肉エキスにもプリン体が含まれます。
- ビールはワインよりも多くのプリン体を含みます。
- ほうれん草、カリフラワー、アスパラガス、キノコ、豆類もプリン体が多いですが、痛風リスクを直接高めるわけではありません。
予防・対策
- プリン体の摂取を抑えることが最も基本的な対策です。肉類や高脂肪の乳製品の摂取量を減らしましょう。
- アルコール、とくにビールは控えるか、適量にとどめます。
- 適正体重を維持し、十分な水分摂取で尿酸の排泄を促進します。
- 医師と相談し、必要に応じて薬物療法や定期的な血液検査を受けることが推奨されます。
